■ 書籍情報 |
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書名 |
バウムテスト[第3版]
心理的見立ての補助手段としてのバウム画研究 |
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著者 |
カール・コッホ |
訳者 |
岸本寛史・中島ナオミ・宮崎忠男 |
ジャンル |
臨床心理学 ― アセスメント |
判型・頁数 |
A5判・382頁 |
本体価格 |
4,800円 |
税込価格 |
5,040円 |
刊行年月日 |
2010年9月5日 |
ISBNコード |
ISBN978-4-414-41440-0 |
原書名 |
Der Baumtest. 3.Auflage. |
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解説 |
本書はバウムテストを体系化したカール・コッホのドイツ語原著『バウムテスト第3版』(1957年)の本邦初訳である。これまでコッホのテキストの邦訳版は初版の英訳版からの重訳しか存在しなかったが、分量が3倍となった第3版にはコッホのバウムテストに対する考え方が詳細に記されている。これまで断片的にしか紹介されることのなかったコッホの思想の全貌がはじめて明らかにされる。 |
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目次 |
邦訳版への序文(山中康裕)
第2版への序
第3版への序
第1章 木の文化史から
第2章 バウムテストの理論的基礎
テスト状況/木と人間/投影/十字の象徴的意義/図像鑑賞の図式/木の形態/獲得徴候と関連徴候/ヴィトゲンシュタイン指数
第3章 バウムテストの発達的基礎
描画表現の発達/早期型/統計的基盤/大きさの比率/発達系列の意味について
第4章 図的表現に関する実験
具体的事物に縛られない線/催眠下での実験
第5章 指標の理解
バウムテストの教示形式/変法/材料/全体の印象/根/幹根元/半モミ型幹、モミ型幹(果物の木にみられるモミ型幹)/幹の輪郭/幹の波状輪郭/拡散し分散した幹の輪郭/幹の瘤や凹み/幹の表面(樹皮)/傷のついた、かさぶた状の、ざらざらした、ひび割れた表面(樹皮)/描線の表現/ふくらみとくびれ/先太りの枝、平行な枝/球形樹冠/皮を被った樹冠の枝/雲状の丸い形で包まれた枝先/樹冠に描かれた弓状の線/シュロの葉の形の枝/格子状の垣で育ったバウム(整枝法)/中心化/一線枝の放射状樹冠(遠心性)/同心円型の樹冠(聖体顕示台型)/管状枝(開いた形)/散在している管状枝/カール状樹冠(動かされること)/もつれた線の樹冠(型の崩れ)/枝の協調性/枝(と幹)にみられる不連続線/幹上直、枝先直/
積み重ね型、建て増し/直交分枝(早期型)/さまよい/歪曲/規則性/ステレオタイプ/まっすぐで平行な幹/まっすぐで角ばった形/丸い形/他
第6章 臨床事例
付録:バウム統計表 |
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訳者紹介 |
きしもとのりふみ|京都大学医学部附属病院准教授
なかしまなおみ|関西福祉科学大学准教授、臨床心理士
みやざきただお|宮崎カウンセリング、臨床心理士
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