■ 書籍情報

書名 子どもの精神分析的心理療法の基本
著者 鵜飼奈津子
ジャンル 臨床心理学 ― 心理療法(カウンセリング)
精神分析
判型・頁数 A5判・206頁
本体価格 2,600円
税込価格 2,730円
刊行年月日 2010年6月5日
ISBNコード ISBN978-4-414-40060-1

解説 子どもの精神分析的心理療法の受付から終結までを、総合的に示す。タビストック・クリニックでの「子ども・青年心理療法士」の資格取得時のトレーニング内容と、その後の臨床体験を、自閉症と発達障害の子どもの事例を挙げながら詳細に伝えることにより、精神分析に対する“誤解”を解き、子どもの精神分析に対する“誤った信念”に警鐘を鳴らす。また、スーパーヴィジョンのあり方にも触れており、実践の書として示唆に富む内容となっている。

目次 第T部 子どもの精神分析的心理療法の基本

 第1章 枠組み
  1. 部屋
  2. おもちゃ
  3. 日時
  4. 心理療法士と子どもの定位置
  5. 約束事
  6. 子どもにとっての心理療法への動機づけ、あるいは子どもなりの理解
  7. 守秘義務
  8. 心理療法士の自己開示

 第2章 相談の受付から心理療法に至るまで、そして終結までのプロセス
  1. 包括的アセスメント    
  2. 精神分析的心理療法のためのアセスメント
  3. 振り返り面接
  4. 終結とフォローアップ面接

 第3章 親面接の基本
  1. インテーク面接から包括的アセスメントにおける親面接の基本
  2. 親子並行面接における親面接の基本
  3. 親子並行面接における親面接の限界


第U部 子どもの精神分析的心理療法の実際

 第4章 精神分析的心理療法のためのアセスメントの実際
  1. 事例:ポピーの場合
  2. 事例:ローズの場合

 第5章 心理療法の経過中に行う振り返り面接の実際

 第6章 集中的心理療法の実際
  1. はじまり
  2. コミュニケーションの手段(あるいは媒体)としての対象
  3. こんにちはとバイバイ
  4. おしっこを我慢することと、おしっこを出すこと
  5. 言語の発達と感情
  6. ベイビーポムになりきることから、ベイビーポムのふりをすることへ
  7. ポスト自閉症状態についての若干の考察
  8. 心理療法開始から約4年後のポピーと家族の状況
  9. 心理療法の終結に向けてのプロセス


第V部 英国における公的医療制度と子ども・青年心理療法士のトレーニング

 第7章 子ども・青年心理療法士のトレーニング
  1. 前臨床段階のトレーニング
  2. 臨床トレーニングの実際
  3. 卒後トレーニングの実際

 第8章 スーパーヴィジョンと教育分析
  1. スーパーヴィジョン
  2. 心の中のスーパーヴィジョン
  3. 資格取得後のスーパーヴィジョン
  4. 事例:ダリアの場合
  5. 教育分析

 資料編
  1. 英国の国民保健制度と児童・思春期の子どもたちのための精神保健サービス
  2. その他の心理学関連の専門職とそのトレーニング

著者紹介 うかいなつこ|大阪経済大学人間科学部准教授、Child & Adolescent Psychotherapist、臨床心理士

[この書籍を注文する]     [誠信書房 トップページへ]
Copyright (c) Seishinshobo Publishers Co.Ltd, All Rights Reserved.