■ 書籍情報

書名 ダメ出しコミュニケーションの社会心理
対人関係におけるネガティブ・フィードバックの効果
著者 繁桝江里
ジャンル 社会心理学
判型・頁数 四六判・174頁
本体価格 1,700円
税込価格 1,785円
刊行年月日 2010年12月15日
ISBNコード ISBN978-4-414-30332-2

解説 ダメ出しとは相手の欠点や弱点といった悪いところを指摘することである。自分に求められていることが何かを知り、それに応えることでより良いものを創り上げていくことができるようになる。このようなダメ出し力は、家族や友人などとの関係、上司と部下の関係、日本人と外国人の関係において活かすことができる。本書では、これらについて社会心理学的な視点から調査研究を行いそれをデータ分析することで、ダメ出しが効用をもたらす条件を伝えている。

目次 第一章 ダメ出しコミュニケーションの力と難しさ
 1 ダメ出しコミュニケーションとは
 2 コミュニケーションの力
 3 ダメ出しコミュニケーションの力
 4 コミュニケーションの難しさ
 5 ダメ出しコミュニケーションの難しさ
 6 本書の視点と流れ

第二章 受け手に「より良い自分」をもたらすか
 1 ダメ出しは受け手にとって良いのか、悪いのか
 2 ダメ出しの両面性を検証する
 3 受け手に成長をもたらし、受け手の安定を妨げないダメ出し

第三章 受け手との「より良い関係」をもたらすか
 1 ダメ出しの理解を深める〈フェイス〉
 2 〈フェイス脅威度〉の公式で、ダメ出しの効果を説明する
 3 ダメ出しの善し悪しは、関係で決まる

第四章 受け手はどのように反応するのか
 1 人との付き合いで守りたい二つのフェイス
 2 個別のダメ出しが与えた〈フェイス脅威度〉を分析する
 3 ダメ出しの良さを引き出すためにフェイスを守ろう

第五章 ダメ出しは正しく受け取られているのか
 1 ダメ出しの送り手と受け手に生じるズレ
 2 ズレはいつ生じやすいのか
 3 ダメ出しをするときもされるときもズレを意識しよう

第六章 「より良い仕事」「より良い異文化適応」へ
 1 職場におけるダメ出しは、受け手を成長させるか
 2 危険な作業を行う職場におけるダメ出しは、安全行動を促進するのか
 3 日本の留学生へのダメ出しは、異文化適応を促進するか
 4 ダメ出しが持つ可能性を積極的に捉えよう

第七章 ダメ出しの力を発揮させるために
 1 ダメ出しの力を発揮させるためのポイント
 2 ダメ出し力のさらなる理解のために
 3 おわりに

著者紹介 しげますえり|青山学院大学教育人間科学部准教授

[この書籍を注文する]     [誠信書房 トップページへ]
Copyright (c) Seishinshobo Publishers Co.Ltd, All Rights Reserved.